突然ですが、あなたの体臭は臭くありませんか?
そして、あなたは『スメルハラスメント』ってご存知ですか?
スメルハラスメント(smell harassment)は、臭いにより周囲を不快にさせるいやがらせのことである。スメハラと略されることも多い。
引用:ウィキペディア
最近は、日本でもパワハラ、セクハラなどハラスメント行為についての認知度はしっかり定着しつつありますが、スメルハラスメントについては知ってはいるものの、意識する人はまだ少ないようです。
海外ではキツイ体臭により飛行機から降機を命じられたりすることもしばしニュースで報じられています。また国内でも体臭が原因で会社を辞めるよう言われたり、いじめを受け裁判に発展しているケースも多いようです。
せっかく「仕事が出来る」「人柄が良い」「人望が厚い」「優しい」など良い面を持っているにも関わらず、体臭で損をしている人が少なからずいます。
とても勿体ないし理不尽な事です。しかし、他人の臭いというのはそれほどネガティブに捉えられてしまうデリケートな問題です。
2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に日本の”サービス(おもてなし)”が取り上げられ再評価されることでしょう。しかし、同時にネガティブな面もクローズアップされ「スメハラ」問題も企業が抱える問題として今後の課題となります。会社が問題対策に取り組む前にアナタの体臭についてもしっかり認識し対策しておく必要があります。
職場での体の臭いを抑える方法。スメハラ対策を学ぶ
その1:人は他人の体臭って気になるの?
総合美容クリニックのアンケート調査によるとなんと86.5%の人が他人の汗・ニオイが気になるという回答。
出所:男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」医療法人社団十二会
他人の体臭が気にならない:13.5%
また、どんなニオイが嫌?という質問には「他人の体臭」と答えた人がなんと8割。
口臭:72.4%
タバコの臭い:50.0%
加齢臭:48.0%
香水:31.3%
1位 福山雅治
2位 GACKT
3位 木村拓哉
1位 石原さとみ
2位 綾瀬はるか
3位 北川景子
自分では気づかないで悪臭を解き放っている人は多いので嫌われる前に今すぐ体臭対策を!
その2:仕事に支障をきたすその体臭!3つのニオイ改善対策
それでは日本の男性サラリーマンのみなさん!一緒に体臭予防をしっかり行い、満員電車で女性が近くにいても嫌がられずに、逆に『イイ匂い♪』と思われるような男になりましょう!
体臭予防①:寝起きの臭いはキケン。シャワーを浴びるべし!
朝、目覚めたらサッとシャワーを浴びること!
人は一晩にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
すなわち、汗と皮脂で臭いの原因がいっぱいです。
そのまま会社に行ったら臭いますよね。
だからシャワーを浴びましょう!
シャワーの水で汗を流し皮脂も落としてスッキリ爽快です!
朝シャワーは交感神経を刺激するので目覚めがスッキリします。
また、体の代謝が活発化することでエネルギー消費量が高まりダイエット効果が期待できます。交感神経が刺激され、体が活発化し代謝が上昇するという仕組みです。
半乾きだとニオイ成分が付着し臭くなります!
朝シャワーでスッキリしましょう!モテナイ臭からモテ臭へ
体臭予防②:汗を拭かないでいるとキツイ体臭に!?すぐ対策すべし!
ほとんどの人が、他人から放たれたあの酸っぱい臭いを嗅いだことありますよね。
特に夏になるとあちこちからニオイが解き放たれています。
②-1:あの汗の臭いは一体何なのか?
汗の成分は大半が水ですが、他にも少量の尿素やアンモニア等が含まれています。汗そのものにはほとんど臭いはないが、汗に皮脂や垢などが混じり雑菌が繁殖するとあの臭いがするのです。
②-2:どうすれば臭わないの?
特に体臭が気になる方は次のことに気をつけてください。
- 肌着や下着はこまめに交換!
- 汗をかいたらすぐに拭く!
- 適度な運動や入浴で普段から汗腺の機能を高める!
- デオドラント商品を使う!
体臭予防③:体臭は食べ物で変わる!
体臭の原因になりやすい食べ物があることをご存知ですか?
食事を気にすれば体臭予防になります。
ニオイの成分の原因となる食べ物は?
- 動物性たんぱく質、乳製品
- 辛い食べ物
- 強い臭いの食べ物
そうです、肉類はできるだけ控えるようにしましょう。
逆に消臭作用がある食べ物は、ニンジン、パセリ、かぼちゃなど緑黄色野菜や梅干し、レモン、アセロなども効果が期待できます。
是非、これらの食べ物を積極的に食べましょう!
ニオイの悩み解放宣言!今だけ初回500円でお届け!デオラボハーバルスタンダード
実は著者も以前は悪臭の原因となる行為ばかりしておりました。
- タバコ臭
- コーヒー臭(タバコとコーヒーの口臭は最悪です)
- 体臭(加齢臭)
しかし、30代も半ばごろに子供たちから”加齢臭”を指摘されるようになり、臭いについて意識し予防するようになりました。
30数年間、自分の体臭について真剣に向き合った事がなかったので最初は戸惑いましたが、もし周囲に自分の体臭や加齢臭をホワンホワンとまき散らしているのかもと想像したら。。。対策しますよね。

スメハラなんて一時の流行り言葉だろうと思っている方は思い返してください。1980年代後半頃に、アメリカから入ってきた『セクハラ』という造語。
当初は軽く捉えられていた造語が次第に日本の職場でも定着し今では社会人なら知らない人はいない常識となっています。いずれ『スメハラ』も職場で定着していくことでしょう。
もちろん、病気による体臭や生まれ持ったものもあるかもしれませんが、だからと言って対策をしない理由にはなりません。出来る限り対策はするべきです。
みんなが強力しあってより良い職場環境を作るには、それぞれが意識する必要があるのではないでしょうか。
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