職場の飲み会や接待の場なのに、会場の端に座り同僚や部下と愚痴を言っていませんか?
もし、その時に”デキる人”がしたたかに自己の評価を上げてるとしたら?
そのまま隅っこにいてイイのでしょうか?
同じ会社の上司部下全ての人が対象になり、より良い人間関係を構築する必要があります。
社会人は懇親会、親睦会、飲み会や接待など様々なお酒の席に参加する機会があります。
しかし現実は、ほとんどの人が「仕事上の飲み会は嫌い」と思っていて、とくに若い年齢になるほどその傾向が強く見られています。
アナタもその一人でしょうか?
そんなアナタへ今回ご紹介する内容は、嫌な飲み会でもアナタの評価がグンっと上がる「基本~裏技テクニック」を分かりやすく詳細に説明しています。
例えば、焼き肉接待をして解散する直前に口臭ケアアイテムを配布したり、消臭スプレーを持参するなど。
ほんのちょっとした気配りが出来るかどうかで”デキる人”と”デキない人”の差にができるのです。
そして、この”できる人”は飲み会に参加すればするほど評価が上がりみんなからチヤホヤされ、結果的に飲み会が楽しくなってしまうのです。飲み会が嫌い嫌いと否定していてもつまらないだけです。
現にアナタの周りのデキる人はキラキラと輝いていませんか?
そうです、基本をしっかり身につけ、ほんのちょっとの簡単なテクニックを実施するだけでアナタも”デキる人”になれますし、大出世も夢ではありません。
華やかな立ち振る舞いで、洗練されたトークを身につけ、羨望のまなざしで見られたいと思いませんか?
飲み会は、あなたの評価を上げる最高の舞台なんです!
飲み会(接待)の良し悪しは、全て”会話”で決まる
良い飲み会(接待)=会話です。
そう、会話です!
どのような相手でも、どこの場所でも、とにかく会話が全てです。
会話が成立して始めてマナーやテクニックが活きるのです。
いうなら、あなたの存在感をピカピカ解き放ち会話を盛り上げて、”あなた”というブランドを相手にガッチリ印象づけることが飲み会の勝者となるのです。酷なことですが印象に残らない飲み会になってしまったらそれは敗者なのです。つまり嫌い嫌い=印象に残らない。なのです。
飲み会に勝敗なんてないよと思ったアナタ!
そんな事を言っていると同期や部下に先を越されてしまいます。
ましてや、『グビグビ、お酒を飲んで、楽しいなぁ』って具合の”学生レベル”の宴会をしていたらビジネスマンとして・・・。
- 上司からの評価を上げる
- 顧客との取引を成立させる
- 商談をまとめる
これらの結果を得ることが出来て初めて飲み会の勝者となるのです。
飲み会が嫌い嫌いから抜け出しましょう。
飲み会(接待)での会話の必要性
あなたの今想像している状況はどれですか?
- 先輩や上司との飲み会
- 顧客との商談
- 関係者との懇親会
いづれにしても、お酒を飲むという事は『親睦を深める』『契約を取りたい』『商品を売りたい』などの”目的”が必ず存在します。
しかし、目的は違えどアナタがする事はたった一つ!
ただコレにつきます。
つまり、あなたの評価が上がれば上がるほど、先ほどの目的は成功する可能性が高まることになるからです。
飲み会(接待)での会話のテクニック
では、会話のテクニックについてご紹介します。
飲み会で『面識のない人との会話がツライ』と思ったことはありませんか?
たとえば、ほとんど面識のない人と話をする時に、
- 沈黙になったり
- 話が噛み合わなかったり
- 話題に困ったり
こんなことありますよね。
つまり会話のキャッチボールが上手にできていない状況です。
そうですよね、飲み会が嫌いと思っていると、態度や会話にも出てしまいます。
本来、気持ちの良い会話というのは、お互いが言葉を投げ合ってスムーズな受け答えをすることなんです。
どちらかが一方的に言葉を投げたり、お互いが沈黙になったりするような会話は、ただしんどいだけです。何も価値を生み出しません。
どうしたら会話が弾むのか?
一番簡単なテクニックは、『相手が受けやすい話題を振ってあげること』です。
キャッチボールと同じで相手が受けやすいボール(話題)を投げてあげれば、相手も受けやすいですよね。
それでは具体例をあげてみよう。
最近は何しているんですか?
最近は休みは取れているんですか?
”それは仕事のプロジェクトのこと?プライベートのこと?”って考えてしまいます?
会話を途切れないコツ、相手に考えさせない質問をする。です。
接待序盤での会話のコツ
接待(飲み会)の場で最初の乾杯のあと、料理を注文します(コースでなければ)。
この時を上手く使いましょう。
メニューを見ながら、
- 『何か食べたいものはありますか?』
- 『肉と魚だとどちらがお好きですか?』
- 『何か飲みたいものありませんか?』
などと、相手の好みを聞き出し会話を馴らしていくのです。
相手が”あまり喋るのが苦手”のような人であれば、あなたがバレないように誘導してあげるのです。
- 『コレなんて美味しそうじゃないですか』
- 『私コレ好きなんですよね』
- 『それじゃ、コレを頼んでみましょう』
たとえば、『何でも飲めますよ』。なんてセリフを言っていたら、”お酒が強く好きかもしれない”ので『よくお酒飲まれるんですか?私は全然ダメでして』なんて話を振れますよね。
事前の準備が勝敗を分ける
接待(飲み会)に参加する前に参加者はどんな人なのか、どんなジャンルの人が来るのか確認する。
そして、その人たちがが食いつきそうなネタをあらかじめ準備しておくとかなり効果的です。
たとえば医療関係者が集まる会であれば、事前に『最近 医療 ニュース』などと検索してネタをリサーチするのです。このようなワードを検索すれば沢山のネタを得ることが出来ますので会話を盛り上げるための武器にもなります。
この準備をするしないで全く接待(飲み会)の雑談内容が変わるといっても過言ではありません。
是非、試して下さい。
事前に話ネタを仕込んでおくと、気持ちも嫌いから楽しいに変わるかも?
飲み会(接待)の基本マナー!
学生時代の飲み会と違って、お酒の席でも掟があります。
これらの基本を知らなくても、もちろん社会人はやっていけますが、人より上に立ちたい、立派に見られたい、出世したい、ビジネスマンになりたい。という高い志がある人は覚えておきましょう。
また、これらのマナーを習得することが、あなたのこの先の人生で大いに役に立ち、人生を成功へと導いてくれる大切なルールなんです。
嫌いな飲み会が、出世デキル飲み会になったらどうしますか?
デキる男は席次のルールを知っている!
最近は席次にこだわらないサラリーマンが増えてきてはいますが、厳格な場やある一定以上の役職の方や地位のある方の場ではとても重要な座席の順序です。
一般的な席次:日本では親族らの中では、年長や家長、長男など家督を継ぐ者が席次が上である。結婚式や葬式などでは、その主催者に近いものから一般に席次が決まる。
ビジネスの場では一番偉い人が上座に座る。また、お客さまと一緒であればお客さまを上座(良い席)に誘導する。
下の画像は例として、①に上の人が座る、続いて②③と続く。
*ドアが左下側にある場合
逆に言えば、たったコレだけの事を意識するだけで心証が良くなるのなら使わない手は無いですよね。
デキるおとこはオーダーをコントロールする!
飲み会(接待)では、常に相手を最優先にする。
あなたがこんなに相手を優先したら、『少しくどいんじゃないかな』と思う位が実は丁度イイんです。
例えば、こんな感じの事を意識してみて下さい。
- 相手の好みを始めに聞く(刺身や揚げ物など)
- お勧めしたいのがあればトイレの時等に注文しサプライズ
- 良いお酒や部位は相手を優先
- 相手が気を使う人であれば選択肢を交えて伺う
- お酒が飲めない相手なら食事を勧める
何でここまでしなければいけないのかと思うかもしれませんがイイんです。
あとでアナタは評価されて、結果的に自己の利益へと繋がるからです。
飲み会が嫌いかも知れませんが、全てはアナタに返ってくる利益です。
デキる男はタイミングを知っている!
お酒の注ぐ方法はコチラの『THE PREMIUM RESERVATION』さんをご参考下さい。とても分かりやすく説明してあります。
こちらでは、お酌をするベストなタイミングについて説明します。
酒席の場でお酌するタイミングが分からないっていう方が結構います。
気の利いたタイミングでお酌してこそ相手に与える印象が変わります。
いいですか?仕事もお酌もお客様へのアプローチは常にベストなタイミングが重要です。
世間一般では、5分の一になったらお酌しろと言われていますが、ベストは4分の一になったらお酌しましょう。
あまり悠長にしていると、他の人に先を越されてしまいますのでお酌は4分の一になったらするように心がけてみて下さい。
アナタはここを狙ってお酌して下さい。印象つけるには最高のタイミングですから。
そしてお酌は飲み会の全半部分に集中してお酌してればOKです。
- 『いつも有難うございます!』
- 『いつもご指導有難うございます!』
- 『いつもご迷惑をおかけしています!』
- 『飲んでいますか?ココは食べ物も美味しいですよ!』
などのように、注ぎながら一言添えることでアナタと相手の距離がぐっと近くなる魔法のお酌です。これもやらない人が多いので是非身につけて下さいね。
嫌いな飲み会でも、もし褒められてら、面白い飲み会に見方が変わるかも?
デキる男はまるでウェイトレス!
相手がトイレなどで席をはずした時に、”ボーッ”としてたり”携帯をいじったり”していませんか?
そんな時こそチャンスです。これらのことに気配りしましょう。
- 灰皿交換しておく
- 食べ終わった皿を片づけておく
- テーブルを拭いておく
もし、料亭や居酒屋などでテーブルがいくつかに分かれているのであれば周囲の人にもアナタが気配りしているところをさりげなくアピールしておきましょう。
仕事と同様に見ている人は見ています。
飲み会が嫌いになる原因の一つ。でも、気が利くねと言われたら嫌な気はしないですよね?
接待での裏技テクニックを駆使して出世街道へ!
飲み会での鉄板ネタで相手の心を開かせる!
普段接点のない上層部の役員や取引先のキーマンなど、なかなか話す機会がない方と話せるのが飲み会の醍醐味。
この人たちを落とすことがアナタにとって最大のメリット。
基本的に相手に対して敬意を払いながら懐に入ることを忘れずに。
- 趣味
- 出身地
- 現住所(住まい)
- 部活(青春時代)
この4つの鉄板のネタを使って探りを入れていく。
仮に、趣味がカヌーという趣味の役員がいたとしよう。
アナタは関心を持って、
『えっ!?カヌーですか?凄いですね!めちゃくちゃ興味ありますよ』
『どのくらいやっているんですか?』
『どこでやるんですか?』
『クラブとかあるんですか?』
『なんでまたカヌーをやろうと?』
『危険じゃないんですか?』
こんなに聞くことができますよ。もう話題に困りませんよね?
鉄板のネタなら相手からいろいろ反応してくれるからスムーズな会話ができます。
そして質問のコツは、
- いつ
- どこで
- だれと
- なにを
- どのように
をうまく使えれば会話は回ります。
相手が乗ってきたらドンドン喋らせてください。
そして、いつの間にか距離感は近くなっているはずですので味方に付けるチャンスなのです。
日常のネタなら、嫌な飲み会でも会話が盛り上げあるかも?
デキる男はいつもスポンジ耳!
なんじゃいスポンジ耳って!って思いました?
えぇ、そんな言葉無いと思いますが、どんな話でも吸い込む耳が良いという事です。
お酒を飲むと昔の話を武勇伝のように語る人っていますよね?
嫌われるタイプ上位によくあがる『酔うとすぐ武勇伝を語りたがるタイプ』って人です。
私は、好きですそのような人。
なぜかって、そういった武勇伝って遭遇したくても遭えないものなので、実はとても貴重なお話なんですよね。
武勇伝っぽくなってしまうから嫌がられますけど、そこには重要な”体験”が詰まっていて、もし自分が同じ状況になった時の予防ができますよね。
そのような人は興味を持って聞いてあげると、とても良い気分になって話してくれるので体験談を吸収して聞きましょう。
スポンジ耳で嫌な飲み会を乗り越えろ!
デキる男のお酒は魔法。聞き上手に探り上手!
お酒ってある意味凄いですよね。
シラフじゃ話さないことを酔っ払うと平気で喋ってしまう。
お酒には脳を麻痺させる力があり、最初に麻痺するのは大脳新皮質という理性や感情を抑える部分です。その影響でいわゆる“酔っ払い”が出来上がるのです。
逆を言えば、酔っ払いを上手く手玉にとれば普段聞くことが出来ないディープな話を仕入れれるかもしれませんよ。
嫌な飲み会の数だけ強くなるあなたのコミュニケーション力。

接待(飲み会)の終盤で気をつけるべきこと!
デキる男のスマートなお会計方法!
飲み会も終盤に差し掛かりそろそろお開きの時間。
基本的に立場が上の人が支払うのが一般的。
もし財布係を命じられたら、飲み会が始まる前にお開きの時間と合図を上司へ確認しておくことです。
時間になったら、すっと席を離れお客さんから気づかれないように勘定を済ませておくことがスマートです。
何より、気を使うお客様だと『ここは私が払ますよ』などとレジ前の攻防が始まってしまいます。そして相手にも”お金をだして貰っている”という気持ちを抱かせないためにも見えないところで済ませておくことがベストです。
もし、上司や会社の飲み会であれば、あなたが率先して払ってはいけません。嫌な飲み会です、上司と一緒ならおごってもらいましょう。
デキる男は一流の段どり上手!
飲み会の開始前に必ず帰りの足を確保しておくこと。
最寄りの駅が無ければ店でタクシーを呼べるかどうかなど確認しておく。
店を出たら知らんぷりでは二流の接待です。帰りの交通計画はきちんと練りましょう。
ここまで出来たら、あなたは「飲み会が嫌い』なんて言わない一流のビジネスマンになっています。
デキる男は最後までデキる子!
焼き肉の臭い、締めラーメンなど夜の街は体に臭いのつくものがたくさんあります。
そこで口臭ケアや消臭スプレーを持参するのです。
たったコレだけのことが、とても効果的なのをご存知ですか?
試しにやってみてください。
きっと上司から『○○!どうした?やけに気がきくな!』なんて言われますから。このようにちょっとした事の積み重ねで、人は信用してくれるのです。
信用されたら、飲み会が嫌なんて思わなくなるでしょう。
飲み会の解散時には必ず一言のお礼!
飲み会がお開きになって解散する時に添える一言。
主要な人が締めのあいさつをし終えたら、相手の近くに行き、
『今日はありがとうございました。とても楽しかったです。』
『とても勉強になりました。有難うございます。』
など感謝の言葉を述べるようにしましょう。
お礼にきてくれる人に対して悪い印象は持ちません。
このような振る舞いに上司や取引先の人はあなたをとても良い印象に記憶するでしょう。
嫌な飲み会じゃなく、楽しかった飲み会へと印象を変えましょう。
デキる男は接待翌日まで気を使うから出世する!
飲み会の翌日は、二日酔いであったり体調がすぐれないまま出社している人もいます。
そこで、あなたはお礼のメールを送ります。そうなるとどうでしょう。相手はあなたの事を、『昨晩、あれだけ飲んだのに朝からこんなシャキっとしたメールをくれるなんて』と見直すでしょう。
これは、飲み会だけじゃなく、コンペ等のお礼にも使えますので是非心がけて下さい。
【例:社内編】
昨晩の食事会のお礼 – △名前△より(本文)
□□さん、おはようございます。
昨晩はありがとうございました。
□□さんの貴重な体験談をお聞かせいただきとても勉強になりました。
とくに★★★への対応はとても参考になりました。
また、私自身、まだまだ勉強が足りないと改めて自分のスキルについて知ることができました。
□□さんから教わったXXXXについて是非、実践してみようと思います。
これからも頑張りますので今後ともよろしくお願い致します。
昨晩の懇親会のお礼 – ○○会社△△より(本文)
平素より大変お世話になっております。
昨晩はお忙しい中、お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
△△様をはじめ、□□様、☆☆様の皆さまと食事ができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
また、機会がございましたら是非宜しくお願い致します。
それではメールにて失礼かと存じますが、昨晩の懇親会のお礼を申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
最後に
日本は古くからお酒の席で物事が決まると言われてきました。
現在でもまだまだその習慣は残っています。
それが良いことでも、悪いことでも関係無く事実として。
飲み会が嫌だといっても残念ながら日本のこの習慣がさっぱり無くなることはありません。
では、どうせ参加するならほんの少し視点を変えて考えを柔軟にし、アナタのために行動してみてはいかがでしょうか?
印象的な飲み会は、必ず相手に印象付けます。
そして記憶に残すことであなたの評価が上がり、営業成績も上がることでしょう。
そうです、ほんのちょっとの心遣いで全ては変わります!
もし、本当に飲み会や接待が嫌いならば、参加するのを最小限に抑えるのもよいでしょう。
しかし、それと引き換えにチャンスや評価を失ってしまう可能性があということを認識しておきましょう。
残念ながら、それが現代社会の構造であり、現実なのです。
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